小谷野敦との公開討論の話題が産経新聞のニュースサイト「イザ!」でとりあげられた。
【ネットウオッチング】禁煙ファシズム?ブログ、SNSで両論激戦
情報がオープンになるのはいいことだ。マスコミの「黙殺」を嘆いておられた小谷野先生もさぞかしお喜びだろう。公開討論早く実現したいものだ。待ってますよ、小谷野さん!
詳しい経緯は…
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ワイネフのタバコメ
ワイネフのタバコメに「超簡単!室井尚のタネ明かし」一部アップしました。
読みたくてもデータが重すぎるとの意見があった「ワイネフのタバコメ」、すっきり軽〜くリニューアルしました。初めて取り組んだHTML&CSS、やってみると結構面白い。
ワイネフのタバコメ
「小谷野敦逃亡記」(6)には追記もあります。
そんなこんなで、源三位・・・いや、メリー・ポピン・・・いや、小谷野敦氏は今現在も公開討論に応じないまま逃亡中である。「公開討論」コミュのメンバーは2倍近くに増えて、現在(10月18日)192人。公開討論が決定して告知すれば、もっともっと大勢集まるだろう。
さて、僕はこの先もチャンスがあれば小谷野氏との公開討論を実現したいと思っている。しかし、彼が応じる可能性はあるのだろうか?
結論を先にいえば、その可能性はきわめて低い。そのことを僕は10月1日の日記の最初から指摘しておいた。
2006年10月01日
01:53 源三位入道の足跡
源三位入道(=小谷野敦)から足跡があった。
「禁煙ファシズムと戦う」のレビュー読んだかな?
でも、この人は僕とタバコについて議論する度胸はないだろう。100%負けるから。
議論に応じても勝ち目がないことは、彼自身が一番よく知っている。念のため強調しておくが、これはハッタリではない。「地球が丸いことはまだ証明されていない」と主張する者はどうあがいても議論に勝てない。小谷野氏も同じだ。
最近、ハワイに続いてフランスでも公共スペースの全面禁煙化が発表された。ドビルパン仏首相の言葉を借りるなら「受動喫煙が原因で毎年約5,000人が命を落としている」のだという。素直に聞き入れようが必死に耳をふさごうが、これがタバコの煙がもたらす現実なのだ。
たかがタバコ、たかが嗜好品・・・だが、その隣で毎日苦しむ人がいて、ひどい場合は死にも至る。
だからこそ、「受動喫煙の害は証明されていない」という嘘八百を、一見いかにも科学的なスタイルで世間に垂れ流すことは、社会に一定の影響力をもつ「文化人」として非常に悪質な行為なのだと断言しておこう。
小谷野敦よ恥を知れ!
喫煙者はダマされるな。
P.S. 小谷野敦様
逃げてるだけじゃ恥ずかしいですよ。
公開討論、いつでもお待ちしています!
ワイネフ
そんなわけで、公開討論コミュを立てメンバー5,300人の「スモーカー」コミュ、2,800人の「嫌煙家」コミュに告知したところ、ありがたいことに1日で参加者100人を達成することができた。
そこで小谷野敦に2通目の招待メッセージを送ってみることにした。
宛 先 : メリー・ポピンズ
日 付 : 2006年10月08日 14時43分
件 名 : コミュへの「公開招待状」です
小谷野敦様
こんにちは。ワイネフと申します。
『禁煙ファシズムと戦う』のインチキ論理と戦っている者です。
一週間ほど前に公開討論コミュへのご招待状をお送りしましたが、お読みくださいましたでしょうか。
いくつか、ご質問したいことがあります。まず、「本気で戦うから本気でかかってこい!」と著書で勇ましく宣言され、私の日記には1時間に4回も連続書き込みしながら、いざ招待状をお送りするとダンマリを決め込むのはどういうわけですか。
また、招待状をお送りして丸一日経たないうちに、mixiネームを長らく愛用された「源三位入道」から「メリー・ポピンズ」に改名されたのは、私との討論から逃げだしたいという意思表示でしょうか。
「公開討論」コミュには、現在、喫煙者・非喫煙者あわせて100名以上の方々が「観客」として参加され、私たち2人の議論を楽しみに待っていますが、小谷野さんは冷静な議論に応じる用意がおありでしょうか。
「荒し」の類のご心配は一切無用です。そのことを再度お約束したうえで、もう一度、公開討論へとお誘いする次第です。
「公開討論!小谷野vsワイネフ」コミュ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1381736
ご返事をお待ちしています。
ワイネフ
追伸
なお、この招待状は『禁煙ファシズムと戦う』93,94ページにならって書いてみました。増刷の際には、ぜひ、並べて掲載していただけると光栄です。
ちなみに、この公開招待状は『禁煙ファシズムと戦う』の中で小谷野氏が「クリーン・エア・スチューデンツ」という学生団体の中心メンバー中田ゆり氏に送ったメールのパロディになっている。ちょっと引用してみよう。
中田ゆり様
はじめまして。小谷野敦と申します。
健康増進法施行以来、禁煙ファシズムと戦っている者です。
『文藝春秋』二月号に禁煙ファシズム批判の文章を書きましたが、お読みくださいましたでしょうか。まだであれば貼り付けでお送りします。
いくつか、ご質問したいことがあります。まず、クリーン・エア・スチューデンツという学生団体は、代表はどなたなのでしょう。
またその活動方針ですが、将来的には喫煙の非合法化を目指しておられるのでしょうか。
私のもとへは、嫌煙家からのヒステリックな便りが四通ほど来ていますが、中田さんは冷静な議論に応じる用意がおありでしょうか。
掲示板に書き込もうかと思ったのですが、「荒らし」の類のことをするつもりではないので、前もってお尋ねする次第です。
(『禁煙ファシズムと戦う』p93〜p94より)
小谷野氏はこのメールの引用に続いて、「しかしこれも、返事が来ないのである」と嘆いている。
ほどなく僕も小谷野氏に増して落胆することになろうとは・・・「しかしこれも、返事が来ないのである」と(笑
この公開招待状を送信してから30分経たないうちに(10月8日15時26分)、「メリー・ポピンズ」から足あとがあった。相変わらずの早ワザ!
ところが、しばらくしてこちらからクリックして訪問しようとすると・・・
申し訳ございませんがこのユーザーのページにはアクセスできません。
アクセスブロックされていた!
やっぱり、やっぱり、やっぱり…本気で逃げたかったらしい(笑
『禁煙ファシズムと戦う』がメデタク増刷された暁には、ぜひ、キャッチフレーズも一新されることを提案したい。
「本気で逃げるから本気で追わないで〜!」
by 小谷野敦
(6に続く)